自分を自分と定めるのは他者か、それとも自身か。私は思います。ただ一人の為の『運命』こそが定めるのではないか、と。
貴方には貴方だけの運命がある。それを受け入れるも信じないも貴方次第。
つまり何が言いたいのかと言えば——
——私の運命決めたヤツは誰なのですかこのヤロウ!
すみません。人生の不条理を感じたばかりで感情が整っていませんでした。
閑話休題。
『脳内AIに導かれる、なんかズレた平穏への道』もとうとう本編に突入します。
勘違い英雄譚がついに始まる……のですが、まずは『前菜』。如何にして彼女の物語が始まったのか、それを2話使って皆様に見せるつもりです。
主人公は外面を取り繕うことが得意な臆病少女。
脳内に響く謎の【声】を頼りにし過ぎたせいで、自分から行動することが苦手。【声】には大体従います。
そんな彼女がいかにして異能世界を動かしていくのか、勘違い成分過多と曇らせ成分少々でお送りします。
まずはそう、とあるショッピングモールで起こった、あの始まり。伝説の発端から話しましょう——
それでは皆様、英雄譚の始まりを、どうかご堪能ください。
物語へテレポート↓
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