今回は、大田康湖さんより『人の子、赤鬼の心をつゆ知らず』へレビューをいただきました。ありがとうございます!( *´ω`* )
大田康湖さん「人と鬼と、親と子と」(『人の子、赤鬼の心をつゆ知らず』より)
https://kakuyomu.jp/works/16817330653566264069/reviews/16817330655921651012 タイトルの「人と鬼と、親と子と」が、この物語を総称しています。(まさに、人と鬼、親と子の話なので!)
少し物語の話をしましょうか。
『人の子、赤鬼の心をつゆ知らず』という作品名がついていますが、人の子とは「沙羅」「充」のこと、そして赤鬼のことは「茜」を指しています。
彼と、彼女らにはそれぞれ複雑な過去があり、沙羅と茜にいたっては悲しい因縁が付きまといます。
人と人でさえ難しいのに、種族の違う鬼と分かり合えるのか。それも、鬼と人との間に生まれた半鬼と――。
他にも人と人、人と妖など、「誰かとの繋がり」のことを深く掘り下げたつもりで書いたので、それを一言でまとめてくださって嬉しく思いました。
>随所で語られる親子となった人々の絆の結ばれ方に、「あなたを理解してくれる人はきっといる」という作者の温かい眼差しが注がれているように感じられました。
この一文、とても好きです……!
これは私の考えですが、物語を誰かに見てもらった瞬間、その解釈は読者に任せています。しかし、そのなかでも作者として「こう伝わればいいな」「読んだ人にこんな風な気持ちになってほしいな」と願っている部分もあります。この物語の場合、その一つのなかに「あなたを理解してくれる人はきっといる」を感じてくださったのであれば、本当に嬉しいなと思いました。
最後になりますが、素敵なレビューをありがとうございます!
*レビューへのお礼は時間がかかる場合があります。
ご容赦ください。(*- -)(*_ _)ペコリ