みなしろゆう

　──人類を愛する青い惑星「箱庭」を舞台に、人類守護を義務とする「騎士」として生まれた八名の兵器と、彼らに関わる人を描く異星ファンタジー。 　宇宙から箱庭へと襲来する神々は、万…

夏なので。蝉の生態はエアプです。 メスの蝉、鳴かないらしくて笑う。

　特定の異種族の女を抱かないと死ねない呪いを掛けられた男の話。

　立ち入り禁止の屋上で、頭のおかしなきみはにへらと笑いながら言った。 　 　こういう時ってありましたよねっていう短編、タイトルは適当です。 　ぼくがきみと一緒に覗いたのは、ありふ…

　──令和五年、日本。 　完全身内向けコンテンツ、始動。 あき「初見さんいらっしゃい」 さき「ノリが嫌いな人は帰ってね」 　みなしろ（あき）と親友さきちゃんの日常をノンフィ…

精霊に言葉を捧げ奇跡を起こす力を持った詩人の青年と、彼の『花嫁』である長寿族のフィナ。 二人の出会いも日常も、いつだって詩と共にあった―― 「無口な詩人は夜に語る。奇跡の中で綴…

「俺さ、転生者なんだ」 　杯を傾けながら男は、唐突に言った。 　──勇者であるセレノアには相棒の男がいる、幼馴染でもある彼に「話がある」と酒場へ誘われた彼女だったが……。 …

　竜が孵化するところが書きたかった、手癖短編。 　人間はおまけというか関係ない。

　月明かりに照らされた草原の上に、死体が一つ横たわっていた。 　＊勢いで書いて飽きちゃったので供養投稿、描写が少しキツめ。

灰だらけの廃墟の奥で、黒い怪物を拾った少女の話。 人類が皆滅んだ後、何故か生き残った少女と人類が滅ぶ元凶を作った地球外生命体の幼体、何でか一緒にいるふたり。 結構前に骨組みだけ…

染物屋の息子と、疎開してきた女の話。

雨の日、路面は全てを映していた。 信号待ちの最中、少女はある男と出会う。 牧藤黒羽は憑き物祓い、魔法使いの端くれのような、呪術使いのなりかけのような。 曖昧で特別な力を持つ彼女…

烏羽族は人の体に、黒い翼を持っている。 真夜中、屋根を突き破って落ちてきた少女を、生きるのに疲れた少年が看取る話。

雨色のローブ。目深にかぶったフード。 連れの男の良き守り手、実は謂れ持つ一族の民。 ＊作者が夢で見た話。面白かったので肉付けして書いてみました。全５話です＊ ＊矛盾点多々…

　人間を滅ぼす災厄の邪竜と、人間を救う守護者たる聖竜が対立し、戦い続けている世界。 　──両親が殺され引き取られた先、義両親と住む村で虐待と排斥を受けて過ごした少女がいた。 　…