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XRがもたらす地獄

VRの会議というものを夢のように語る友人がいた。彼は、アバターが表情に合わせて動き、もう一つの自分、U(細田守作品)が出来る事を楽しそうに語る
その時、僕は率直に気持ちが悪いと感じた。理由はわからなかったが、後になって考えるとそれは夢の中で大冒険した主人公が現実に戻ると髭の生えたおじさんになっているというのに、余りにも似ていると感じてしまったからだ。

彼が夢みるのは、通貨のやり取りも行うサマーウォーズの世界だが、それも余りにもおかしな話である。どちらの話もそうだが、必ず現実からは逃げられない。Uを手に入れるが、それは認知的不協和を受け入れず、現実を変えている。その時点でストーカーとあまり変わらない。この場合、自分へのストーカーだろうか?認知的不協和を起こしたものを放置すれば、自分自身を傷つける結果になる事を本(宇宙)は何度も警告する。

これから、豊かな国では簡単に自分へのストーカーが可能になる。誰も叱ってもくれない。皆んな認知的不協和を受け入れない。その結果、どんな地獄が待っているかは想像にかたくない。

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