お正月はあけおめで始められるけど大晦日って何て言ったらええんやってことでNemです。こんばんわ。
毎月恒例の定期報告な訳なんですが、もーーうすっかり年末気分の僕から出る言葉と言えば馬鹿の一つ覚えみたいに「今年は~~が始まった年でして~」だの「今年は~~を頑張った年でして~」だのと今年を振り返るものばかりなわけでございますが、もういっその事開き直ってしまおうという事で、何が悪いんだと言わんばかりのドヤ顔で書かせていただきます。
今年を振り返るといいますと、やはり何と言っても「執筆を始めた」というのはTPO的な側面からもまず第一に挙げたいものですね。
正直、執筆を始めるっていう決断は僕のとって何より恐ろしい事だったんです。
僕の特性というか、性質として、器用貧乏っていうのがあるんですが、まぁ世の常と言いますか何といいますか、昔の僕が未だ六つか七つだったころは”天才肌”なんて言われていたのが、歳を重ねて、世の名を知っていくにつれて、”器用貧乏”に変わって、ついには自分は何にも秀でない”無個性”なんじゃないかと、そんな恐怖を抱いていたんですよ。そんな中、僕はせめてもの抵抗として”秘匿”という手段を取っていたんです。隠す事によって自分を底知れない物にするっていう、今聞けばみみっちいことこの上ないですけど、当時の僕にはまぁそのぐらいしか考え付かなかったんでしょうね。
まぁでもそんな事がずっと続くわけもなく、僕の無能さというか、何物でもない凡だという事実は、気づけばもう目を逸らせない程に近づいてきて、僕はいよいよ対応を迫られたんです。
窮地に立ったドラえもんの如く、自分の特技と言えそうなものを引っ張て来ては捨て、引っ張て来ては捨てを繰り返して、ようやくこの物書きというものを見つけまして。
確かに昔からよーーく考える性質ではありましたし、本も好きでしたし、なんなら共感覚を持ってたので、これしかないと思っていざやろうという所までは良かったんですが、ここで恐ろしい事が判明するわけですよ。
これで何も為せなかったら僕は本当に平凡になる。という事実ですね。
いやね?平凡に生きる事が嫌と言う訳では無いんですよ。ただ、何も為せず死んでいくだけってのが少しだけ怖いというか、何で生まれて来たんだろうな、みたいな疑問と虚無感でいずれダメになる気がして。
まーーーーあ怖かったです。
世に出すって事は評価されるってことですから。評価されないって事はそれ相応の価値って事なわけで。僕のありったけは並以下なんてちょっとクるものがあるわけです。
結果としては何か為せたかと言えば全くそんなことは無いですけど、少なくとも僕の作品を好きだと言ってくれる人が居て、その人の生活にほんの少しでも彩りを加えられたのなら今の所は万々歳でしょう。まだ始まったばかりですしね。
こうして誰かに応援されると始めて良かったなぁと、勇気を出して良かったなぁと思いますねぇ
長いなぁ...。まぁ年の瀬だし思いっきり書くか...。
身の上話を垂れ流してもなんですし、ちょっと作品の話でもしますかね。まぁ作品といってもイレギフ以外に無いんですが。
何回か書かせてもらってるんですが、イレギフにプロットらしいプロットは無いんですよ。頭の中で、次はこうなるだろうなぁ、っていうのと、大枠と、終わり方があるって感じで。ものとしてのプロットが無いので、結構やりたかった事とかが抜けてたりするんですよねぇ...。この書き方自体、書き手としてはシュミレーションみたいで楽しいなぁと思う反面、作品の出来っていう観点から見ると改善の余地大ありって感じなんで、次回作作る時はちゃんとプロット作ろうと思います。まぁそれを後だしでカバーする用の改訂版なんですが。
後は...文章書く時に結構気を付けてることがあって、それが文章の温度と硬さなんですけど。
一番顕著なのはマリエルが特異魔法でブルーになってる時とかですかね。
これはおもくそ持論なんですけど、なんか落ち込んでるときって直接的にネガティブな事を考えてるっていうより、酸いも甘いも色んな事を考えすぎちゃって、結果ネガティブな事を考えてる時間も多くなるみたいなんがあると思ってて。
なんでマリエルの副作用を書く時に、「気分が沈む」とか「悲しい」とかから入りたくないんですよ。肝はそれから”入りたくない”ってとこで、周りに言われたりとかふとした時に自分を顧みたりとかで気付くって体裁でそうなるのはむしろ正しいと思ってて、ただ、それから入るネガティブってあんまりないよね、みたいな。
すいません説明むず過ぎっす。ぎぶ。
そういう所で役に立つのが色とか硬さで、潜在意識みたいな暗さとか明るさを出すのにちょうどいいんですよね。色は前述した通り共感覚持ってたんでそれで判断して、硬さは...まぁ読んでもらえれば分かりやすいかなと。
どうなんでしょ。
僕が読み返す時は結構分かるんですけど、如何せん未熟ですからねぇ。「分かんねぇよ禿」っていわれたらそれまでっす。
ふぅ。結構書いたことだしここいらでお暇しようかと思います。眠いし。
いやぁもう飽きるほど言いますけどね、読んでくださってる読者の皆様、本当に感謝してます、モチベです。評価くださったりコメント下さったり、もうそんな日にはにっこにこで布団をかぶっていい夢だって見ちゃったりするんですよ。
本当にありがとうございます。今年一年は感謝に尽きます。何度言っても言い足りないです。
来年も執筆は細々と続けさせていただきますので、まだまだ未熟な著者ではありますが、ご愛読いただけると嬉しいです。
ってことで、次は2024年に!また逢う日マデー^^