第46話 王女の願い言
https://kakuyomu.jp/works/16817330647550254588/episodes/16817330660326436300ドリス王女の『頼みたいこと』を実現するだけで、色々大変でした。
私ではなく、ヴェルナー殿下が……( ̄▽ ̄;)
他にも色々やっているのに、仲間外れは嫌とか。なかなか可愛いお兄様です。
そんなわけで始まった、猫の譲渡会(のようなもの)
リアルでこんなことがあったらいいですよね。
自分に合う猫をチョイスしてもらって、飼う猫を選べるなんて。
ペットショップのない世界ですから、こんな感じにしました。
西洋は知らないんですが、平安時代などは、毛色の変わった猫などを貴族に献上、というお話を読んだことがあります。
あと、下人が悲しんでいる主人(姫)に渡す場面とか。
結構、上下緩いなぁ、と思っています、日本は。
主人と家来の距離が近いというか。
そういうお話が多くて好きです。
中華ファンタジーはありますが、平安時代を題材にした恋愛ファンタジーを誰か書いてくれないかな。
氷室冴子先生のような、お話。
あと『落窪物語』のようなシンデレラストーリーも。
厳格のようで、本当に緩い……。
人攫いのように連れて行っても、事後報告で。
結婚のシステムも通い婚で、訪ねて来なくなったら離婚、ですからね。
でも、人を呪ったという明確な証拠がなくても、刑に処されてしまうのはちょっと怖いです。
逆に現代は、人を呪っても逮捕されません。効果があるのか、立証できませんからね。
因みに西洋の方が厳格な感じがします。