(中の人がたまに忘れるので)立地の話をするとしよう。
夜鳥羽海域には多くの瓦礫の山から作られた人工的な島が多く存在しています。その中で特別大きな島を全体的に「夜鳥羽」と言い、東西南北の区画でそれぞれ別の名前で呼んでいるといった具合。
東が綿葉、西が泊木、南が夜鳥羽、北は根暮。
基本的に南部分から人が住み始めたのでそこだけ同じ夜鳥羽を名乗っています、県庁所在地みたいなもん。わけて呼ぶときは本夜鳥羽とも。
夜鳥羽海域は広大な海に囲われているとはいえ、実は一部が山脈のような岩珊瑚に囲われている不思議な土地です。この珊瑚、昼間だと毒を出すので昼間は近づくことすらできません。
夜にのみ移動が可能なため、この海域に訪れることができるのは物好きか化け物ぐらいなのである。
海域の外側は皆戦場と化していて、それでこそ地獄だとか。
その地獄から逃れるためにこの夜鳥羽海域に潜入するものも絶えずいる、けど大体山脈珊瑚に「食」われて死ぬ。
企業戦争真っ只中、国なんてものはないのです。