ただ今より、「短編小説に必ず賞を贈るイベント」の、表彰式③を始める。さっと、すっと、そっと、受け取ってね!
人生、おめでたくないことも、「おめでとう」と言う必要がある、……こともあるで賞
『88歳、おめでとうございます!』ハリー様
https://kakuyomu.jp/works/16816927861596888933「お誕生日、おめでとう! ……おめでたくないけど」
女性の誕生日を祝うのは、結構気を使うことなのです。
なぜなら、誕生日を迎えるってことは、歳を取るってことだから。
幼い内は、嬉しい。高齢になれば、それも嬉しい。
だがしかし、三十代、四十代になると、あんまりおめでたくもなくなってきます。
細かいところに気を配る、これも人付き合いの極意。
この小説を読むときも、細かいところまで意識して、88の年月を感じてみてください。
えっ!? 「私」みたいな女子って、実は稀だったの!? 賞
『はじまりのコンキリエ』あん彩句様
https://kakuyomu.jp/works/16816927861577973795私の、昨日の晩ご飯。
・何故か買ってしまった白菜
・使いかけのナス
・運よく余っていた玉ねぎ
・4割引きで安かった肉
……をぶち込んだ、ハヤシライス。あくなんて、面倒くさくて取れたもんじゃない。
だから、なんか、苦かった。まぁ、マズくはない……、はず。
確かに、料理ができなければ、モテないかもしれない。
料理のできる女子を見て、謎のキラキラオーラを感じるかも。
でも、それでいいんです。重要なものってのは、表ではなく、裏にあったりするもんです!
赤福は甘いです。でも、それでいいんです。昔の人は、現代人とは違うんです!
「前」の世代を超えるために、「今」の世代で抗うんで賞
『親へ送る青の薔薇』荒神ミコト様
https://kakuyomu.jp/works/16816927861596000465子どもは親に反抗します。……と言うと、心理学的になってしまうかもしれませんが。
私は、親の世代を超えるために、反抗するのだと思っています。
親と同じ考えの子どもなんていません。新しい考え方でなければ、世代は停滞してしまいます。
色々な環境が想定されるので、決して一概に結論付けることはできませんが。
この小説を読んで、こんなことを思い出したり、思い出さなかったりしました。
遠い星々の動きを見て、我々は何を感じることができるんで賞か……
https://kakuyomu.jp/works/16816927860804305804『さざ波に刻む崩壊の道』長月瓦礫様
宇宙。ちっぽけな悩みなんて忘れてしまうほど、広いひろい宇宙。
地球に届く恒星の光は、遥か遠い昔のもの。
それを視た我々は、一体何を感じることができるのだろうか。
何を得ても、何かを得ても、何を得なくても、それでいい。
人類が結論付けられないほど、宇宙という場所は広すぎた……。
IT、素材、アパレル会社……! うっ、就活のことが、頭をよぎる……! で賞
『スイーティッツ・ドレス』どまんだかっぷ様
https://kakuyomu.jp/works/16816927861592724854……すみません、就活生なもんで。
ついつい、言ってみたくなりました。
本当は、「シャンパン! ドンペリ! シャンパン! シャンパン! 賞」とかにしようと、思っていたんですよ。
ですが、いつの間にか、こうなっていました。
社会人になるって、大変なんだなぁ……。
色んな意味で……。
「じいじ」と言うのは可愛い孫、「じじい」と言うのは荒んだ大人で賞
『88歳無限ショッピング』ケーエス様
https://kakuyomu.jp/works/16816927861585904332子どもの発音というものがある。
最初の音を、伸ばすのだ。
「じいじ」は前が伸びている。
「じじい」は後ろが伸びている。
子どもは「前」を意識する。
大人は「後」を意識する。
そんなことを、考えました。
恋ってのは、ダークマターを生成するところから始まるんで賞
『不思議な縁結び』月影様
https://kakuyomu.jp/works/16816927861384396284ラノベの女子は、大体作ってます。
それがダークマター。
この小説で作ってるのは、主人公の方ですが。
それはさて置き、ダークマターを作るところから、恋は始まります。
ミステリーでも、ダークマターを暴くことは必須です。
侮れんぞ、ダークマター。