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バランス調整のおはなし




こんにちは。


毎度おなじみ流浪の進捗、「実は題名決まりました(内緒)」のお時間でございます。

今回は、ここまで書いた20万文字を一旦読み返したうえでの修正となります。

やりたかったことは「物語全体のスケール感のバランス調整」です。



とかく物語を書き始めた当初って、右も左も分からないので適当に書くわけなんです。

けど後から冷静に読み返すと「ちょっとパワーバランスおかしくない?」ってなる。



例を挙げましょう。

かの鳥山明先生の名作ドラゴンボールですね。

今だからこそ当たり前に星壊しまくってますが、連載当初はそうでもなかったのです。

文字通り普通に地に足のついた冒険してました。

舞空術なんて使えませんし、メイン武器はせいぜいかめはめ波くらいです。



さて、そんなドラゴンボールが連載序盤になんと「星をぶっ壊したこと」があります。

天下一武道会が最初に出てきたところですね。まだレッドリボン軍すらいない。

天下一武道会決勝戦で、亀仙人が故あってかめはめ波で月を消し去ってるんです。



さて、ドラゴンボールで「星をぶっ壊す描写」はしばらくなりを潜めます。

星ぶっ壊すレベルの話が出てきたのはフリーザ編あたりでしょうか。

もうめっちゃ巻が進んだ後ですね。



まぁドラゴンボールはいいんですよ、長期連載漫画ですし、そういうことあります。

けどね、単行本二冊弱程度の小説でそれやっちゃうとマズいんです。

序盤に大技ぶっぱすると終盤に「あれ? その技序盤より弱くね?」ってなるのです!



ですので話を見直して、あまりにオーバーだった部分はちょっと抑え気味にしました。

これで話を読み進めるたびに「素直にインフレが進む」はずです!

……多分。



では!



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