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文学と実用文書

 国際的な学習到達度調査(PISA)で日本の子どもたちの間で「読解力」が低下していると指摘されている。

 文章の記述や読解力って、いかに品質がいい文章を大量に読んで、悪い点を指摘され乍らいかに大量に書いたかが勝負なところがある。間違った理解を適切に指摘できる指導者と、不適切な記述を正しく指摘できる指導者が必要だが、そんな指導者が不足しているのが現実だ。

 子供の方も、読書量が足りなすぎるうえに、長文の論理的な文章を読んだり書いたりする訓練が不足しすぎている。

 教材にしても、小説のような情緒的な文書ではなく、マニュアルなどの技術文書や論文、ビジネス文書といったものを中心にして鍛えるべきだ。文学なんて趣味でやればいいが、実用書の読解と記述は生涯にわたって実務で必要になるのだ。

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