ことばは暴力 ことばは刃（やいば）
ことばは癒し ことばは救い
それを操るのは 人間
神でも悪魔でもない「人間」って何だろう
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AI（人工知能）が神にも悪魔にもなりうるように、「ことば」は利器にも凶器にもなりうる。
「をかし」も「あはれ」も好きだった（今も好きである）けれど、心の叫びを内包する「朴訥」の前では、すべてが色褪せてしまう。
「ことば」で理解できないもの（実は本当に大切なもの）に対して、人は寡黙にならざるをえないようだ。
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「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」
（ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』）