ちょっと間抜けな新米刑事とベテラン鬼刑事の凸凹コンビが贈るライトミステリー『刑事木場シリーズ』の第一作目、『岸壁の令嬢』が先日(と言っても2週間前)完結しました。4月から公開を始めてかれこれ8か月。完結までお読みくださった方、本当にありがとうございました。
この作品は、元々3年ほど前にカクヨムに投稿した作品を改訂したものです。始めて書いたミステリーということもあり、当時はあまり納得のいく出来ではなかったのですが、今回の改訂版では推理要素などミステリーらしさが増え、また人間ドラマの要素も加わり、ようやく自分が書きたかった作品を書けたという実感があります。
日陰ジャンルのミステリー、さらに長編ということで手が出しにくいかもしれませんが、少しでも興味が湧けば一読くださると嬉しいです。コメディ色強めのライトなタッチなので、普段ミステリーを読まない方でも楽しんでいただけると思います(逆に本格を求めている人には軽すぎて向かないかもです)。もし気に入っていただけたら、シリーズ四作目(+スピンオフ二作)までありますので、そちらもお読みいただけると幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330654720198967 読みかけの方、よければこの機会に読書を再開してみてください。推理物としても楽しめるようには構成しているので、ぜひ犯人を推理しつつ真相を見届けていただけたらと思います。
個人的に気に入っているシリーズではあるので、続編を書きたい気持ちもほんのりあるのですが、他のジャンルに比べて執筆の難易度が高いこと、その割に読者が望めないことからなかなか着手できずにいます。もし読みたい、という心優しい意見があればお知らせいただけると嬉しいです。