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作家への道のり

とある小説の新人賞に作品を応募したのですが、あえなく落選しました。
小説の新人賞は倍率数100倍の激戦区で、落選するのが当たり前。頭ではそう理解しているのですが、いざ結果を叩きつけられると、小説を書く意味すら失いそうになってしまいます。

私自身は作家になりたい気持ちはあるのですが、こうして現実の厳しさを突きつけられると、夢を抱くのは諦め、趣味として割り切った方がいいのではないかという気になります。

カクヨムにも同じような気持ちを抱いたことのある方はいらっしゃるのでしょうか?
もしいらっしゃるとすれば、新人賞に落選した時に自分がどう感じたのか。作家になりたい気持ちとどう折り合いをつけたか。そして今も小説を書き続ける理由は何か。などについて教えていただけると幸いです。

負の感情を全面に出した投稿で申し訳ないのですが、本気で迷っているので、少しでもご意見を伺えれば幸いです。

2件のコメント

  • 瑞樹さん

     自主企画「執筆活動に迷いを感じている作者の方へ」に参加させて頂きます。
     以前「ライフ・ワーク」を拝読したときに、力を頂いたので、何かになればとコメントをさせて頂きます。

     私は純文学の新人賞に応募を初めてしてから数年で、全滅してます。結果が出るまでに半年とかあるので、そこの時点から見返すと「自分のレベルがまだまだ低かったな」と大体思うのですが、そのときはショックで何も感じてなくて、一週間くらいをかけてじっくりと落ち込んで行きます。それが毎回。
     ですけど、書くこと自体を続けるか迷ったことはないです。主に迷うのは、自分がいいと思うことを書くのか、流行りや傾向におもねるかで、でも、自分がいいと思うものにしようと再確認をして次に進みます。進むのですが、また同じことで迷う。私の「いい」って何なんだ? それをしたまま日の目を見なかったらどうしよう。それは嫌だ。でもじゃあ媚びるのか? それだって嫌だ。
     堂々巡りを繰り返しながら、それでも書きたいがずっとあるから、書く。書くと「いい」を書く方がいい作品になって、これが一番の動機になり、「いい」を書きます。
     落選のショックは大体一週間くらいで馴染みます。だから、どうせ私は書きたいのだからcontinue一択と決めて、そのくせまた悩み続けます。
     だから、折り合いは付けていません。 
     書く、と、迷う、が同居しています。ただ、この2つは干渉はしても混交はしてないです。
     書くことをしたいせいなのか、書くことが背中を押してくれることが多いです。

     何かの足しになれば幸いです。
     
     なお、企画への参加作品「アカネ」は新人賞に出して落選した作品です。

    真花
     
  • はじめまして。企画の方から参りました。『ライフ・ワーク』も拝読しました。
    わたしは執筆を初めてまだ1年半。でも相当歳は喰っています。
    先日新人賞も落選し、自分がなにもかも足りないのだなと
    執筆活動のスタンスにまさにいま悩みを抱えております。
    本業もあり、作家になりたいのか、
    そこまでの覚悟があり書いているのかもいまいち分かりません。
    反面、人に好かれない作風だというのは、理解しつつあります。
    それでもなぜ書くかと言えば「自分の人生の爪痕をどこかに遺したい」という
    意地からでしょうか。
    どこかの誰かひとりの人生にでも、自分の存在の爪痕を遺せれば、と。
    結局は自分が生きた証をどこかに刻みたいだけなのかもしれません。
    そう思えど、それを確かめるにはどうしたらいいのか。
    数字に一喜一憂するのも切ないですしね。

    と揺れながらの日々です。
    きっとこの日々は長らく続くのでしょう、いや、結局死ぬまでかも。
    でも自分のために書き続けたい気持ちはあります。
    そんな逡巡の姿だけが結局遺せるものでしかないとしても。
    そんな人生もありかなと。苦しいですけどね。

    ちょっとお気持ち重なるところありましたので、駄文、失礼致しました。
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