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ケモモフ後日談2 『王の葬送』について

※盛大なネタバレを含みます。できれば本編を読んでからお読みいただけると嬉しいです。

















 『王の葬送』は、今までのとちょっと雰囲気が違う&とても短い話ですが、ずっーーと上げたかったので載せさせてもらいました。

 このシーンはかなり前に作ってありまして、これをいくつかある目標の一つとして本編を書き進めておりました。

 ニールの父親、クリストファーは『自由』にも憧れていた。
 ニールはその事を知りません。でもアレクがニールを自由に素直に育てたのは、それを知っていたからかもしれません(本人の性格もありそうですが)。

 作者目線から見て、ニールがクリスの想いを継いでいるような、そんな気分になっております。


 何度かTwitterで呟いたり、ここに書いたりした事もあるかもですが、

 この話を書き始めた頃は、ニールはまだリリアンの彼氏候補の一人でした。
 ドワーフの国へ武器を受け取りに行く旅は、本当はニールと二人で行くはずでした。
(その話の前提の為に「ランチタイム」の序盤で武器屋に行かせています)

 が、思った以上にミリアの話にニールが落ち込みました。
 その先の話で、アランがニールの行方を探した時に、「さて、ニールはどこにいるかな?」(作者目線)で探したところ、ミリアが慰めておりました(汗)

 あとはもう転がるように。話の通りです。


 リリアン、シアン、デニスは『なかなか死ねない体』を得て、ミリアはなんだかとり残されたような寂しさを感じていました。
 でもニールはミリアに寄り添って、ミリアの隣で一緒に生きて、彼女にその生涯の終わりまでを見せました。

 長く生きる事が『幸せ』とは限らない。その生涯を『幸せ』に思える事が『幸せ』なんだと思います。

 きっとニールもミリアも、とても幸せだったでしょう。

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ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~
https://kakuyomu.jp/works/16817330648712732416

~前世の記憶を持つ少女は、再び魔王討伐を目指す~

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