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「僕とあいつと氷ときせき」あとがき

 拙い文章を最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
 感謝の気持ちで一杯です。

 最後の注釈にもありますが、日本各地でスケートリンクが相次いで閉鎖されるという事実がかつて本当にありました。臨海スポーツセンターの維持のため高橋大輔選手をはじめ、多くのスケーターの方が活動されていたことを知っている方もおられるのではないでしょうか。
 私は昔趣味でアイスダンスをしていたことがあるのですが、当時よく利用していたスケートリンクもやはりその頃に潰れてしまいました。
 なくなっていったスケートリンクに心を痛めてきたすべてのスケーターに、この物語を贈ります。
 あれから多くの選手の活躍があり、フィギュアスケートが注目されることも増え、リンクの減少には歯止めがかかったようにも見えます。スケートは「やる」という意味ではまだまだマイナースポーツ、練習環境も依然整っているとは言えませが、スケートに興味を持つ人が増えることを通して、これから明るい展望開けることを祈りたいと思っています。

 そして、アイスダンスについて。
 日本でアイスダンスを始めるという機会はなかなかないと思います。魅力もあまり正しく知られていないように感じます。男女でダンスをするという文化から希薄で、特に男の子に関しては、もし身近な人がアイスダンスを始めると言い出したらみなさんも「え?」と思われることでしょう。
 そうやって男の子がアイスダンスに取り組むということになかなか理解が得られないことや、選手が増えにくいことを、私は残念に思っていました。
 ということで私はこの作品の中で、普通の中学生である主人公をアイスダンスに惹き込むことに全力を尽くしました!

 このような私のスケートリンクに対する思いと、アイスダンスに対する思いからこの物語は生まれました。
 こんな作者の趣味から生まれた作品ですが、おつき合いいただきありがとうございました。スケート以外の面でも楽しんでいただけた部分があれば幸いです。この主人公、この先どうするつもりだろうな~とか。。。。

 もし第一部を面白かったと思ってくださる方がおられるなら、そのうち第二部を書ければなあと思っています。いつになるかは分かりませんが、応援していただけますと幸いです♪
 ここまでお付き合いいただきまして、本当に本当にありがとうございました!

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