こんにちは。宮都です。
連載開始からあっという間の1週間でしたが、無事、『天才少女ハッカーと友だちになった日、ぼくの作ったマシンに魂が宿って最強になりました!』が本日完結しました。
お読みいただきありがとうございます☆
まだこれから、という方、どうぞよろしくお願いいたします。お待ちしております。
完結タグもつけまして、第13回角川つばさ文庫小説賞にも応募完了しましたので、とりあえず一安心です。
それにしてもタイトルが長すぎて、近況ノートのタイトルも手に負えません。
小学生の息子にも何とかしろと言って怒られています。正確に覚えられないそうです。でも、こういう内容ですからこれ以外のタイトルないですよ。
さてさて、今回のヒロインの天才ハッカーである少女・リーナの名前は、コンピューターの世界での天才っぽい名前をということで、Linuxの開発者であるリーナスさんからいただきました。性格や言動などはリーナスさんをモデルにはしておらず、まったくの創作上の人物になっています。
が、意図せず、リーナスさんとリーナの類似点を今日たまたま発見しました。
彼の書いた本、"Just For Fun"(邦題『それがぼくには楽しかったから』)によると、彼は天才と呼ばれていますが、本人は楽しいからやってきただけだと言うのです(Wikipedeiaより)。
これ、作品上でリーナも同じことを言ってるんですよね。
嬉しい偶然です。(それとも必然!?)
このレオの工作シリーズは、科学読み物を目指しているんですが、今回その点でちょっと心残りがあります。第14話の中で、リーナがAIのトトに対して「1万個以上」のデータを集めるように命令するシーンを入れていることです。会話がカッコいいので「1万個以上!」で括弧を閉じているんですが、こんな命令の仕方をしたら上限が分からないのでプログラムはいつまでも動き続けて帰ってこなくなります。こんな命令、やってはいけない。プログラミングをこれから覚える人は、気をつけてくださいね。
もうここが、引っかかっちゃって……!
天才はこんな命令の仕方、絶対しないと思うんですよね。ただもしかすると、そういう時のためにあらかじめ回避できるようなプログラムを仕込んでいるのかも……?天才なので。