さて、明日金曜日で第五章ルサルカ編が終了となります。
ここでいろいろ裏情報と言うか、こういった形になった経緯なんかをちょっとだけ語ることとしましょう。
まず第一にアイドルモノがやってみたかった。これはTwitterで知り合いとなった板野かも氏の影響だ。
https://twitter.com/itano_or_bannoだって楽しそうじゃないか……。
とはいえアイドルというものをそのまま持ってくる訳にはいかないし、こちらはガッチガチのファンタジーだ。
なので『吟遊詩人の延長線上にある歌手』という位置づけでアイドルというものを演出してみた。
試みとしてはうまく言ったかは解らないが、少なくとも面白い試みだったとはおもう。
正直引き出しの無さに途方に暮れたことも有るが……それはそれとしていい経験だった。
そして次に、ステラとシオンの関係性。
女神エルフは『TSおねショタイチャコラ重点』の一言を百万文字に希釈した物語である。
もういいかげんイチャコラしていいと思うんです俺。
もう頑張ったよ、せいいっぱいやったよ、だからもう、イチャコラ……シよ♥
というわけで今回ステラ→シオンへ明確に好意を向けるきっかけが作りたかった。その一貫でプリムラの彼氏は死んだと言っていい。
すまんな、神はそう望まれているのだ。
最後にヴォーパルとジャバウォックの関係性について。
今回ジャバウォックは『クラーケン』として出現しましたが、執拗に触らねば暴威を振るうことはありませんでした。
これは迷宮都市のモノとは異なるものです。
こうした謎が最終的に何処に向かうか……プロットだけが知っている。
そんなわけで女神のエルフ第五章、最後までお付き合いくださいませ。