昔のアニメの主題歌みたいな題名ですが、少し思うところあったので。
はやりものだけでなくライトノベル調の作品以外、いわゆる中間小説や純文学に近い作品ってどれだけあるのかとふと思ったんですよ。
だって何でも投稿して構わないのですから、あるはずじゃないですか。
そこで試しにと「純文学」で検索してみたんですが、結果に目が点になりました。
題名やあらすじを見た時点で「……え?」になる作品がずらり。
私の知っている「純文学」の定義がおかしいのかと一瞬迷いましたよ。
まあ作者の標榜ですから勝手なんですけど、何だかやはり釈然としません。
ついでに「ライト文芸」も気になるジャンルだったので調べてみたんですが、こちらも「文芸かな……うんまあ文芸っちゃ文芸か」と腑に落ちず。
前々からWeb小説の世界は「文芸」というにはなーんかずれてる、浮世離れしてると思ってたんですが、こんな興味本位の検索でいみじくもその感を強くするとは。
何度も言いますがサイト自体は「何でも書ける」「何でも投稿出来る」というのを売りにしてるわけなんですよ。
しかし実態がこれ。看板倒れ起こしてるとしか……。
あんまりこうだと、外部から延々となめられ続けるだけだと思うんですがね。
誰が悪いというわけでもない自然発生的な状況なんでしょうが、はやりものが道を塞いで読者が後ろまで行けない状況と合わせて、どこかで解決しないとこの世界自体がそのうちもたなくなる感じがします。
余談ですが、Web小説を揶揄する言葉の筆頭である「なろう系」という言葉。
あれ実は、起源になった「小説家になろう」の運営の方はあんまりよく思ってないようなんです。
関係者がコメントしているんですが、「変なイメージつけられて迷惑」と言いたいのが透けて見えてます。
起源となったとこがこうなので、うちを含めた他の投稿サイトの運営にもこの手のもの言いを嫌がってる人はいるかも知れないですね。
それにしてはどこも対策も何もしてないようなのが何ともですが。