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『バタフライ・エフェクト』投稿

先の近況ノートで「夏の活動は控えめになるかも知れない」旨を書きましたが、このたび一作書きたくなったため『バタフライ・エフェクト』という随筆を投稿いたしました。
先に言っておきますが、非常に重苦しい作品です。
いかんせん、この作品の主題は原爆なので。ただし広島ではなく長崎の方になりますが。
実は長崎の原爆と私とは、間接的に深い因縁があります。
母の家系が長崎の島原地方につながっており、今は亡き祖母はまさに投下の前日まで長崎市内にいました。
全くの偶然により被爆はまぬかれたのですが、その後も祖母は精神的に苦しみました。
この話は私まで三代に渡って伝わっており、今回の作品はそれに関する様々な思いをつづったものとなります。
……しかし枕で書いていますが、祖父母が被爆者だというのに核兵器の推進に近いことを言い出す人がいるというのに本気で驚きましたよ。
どんな思想信条を持とうが、どんな主張をどこでしようが自由です。これは揺るぎのないことでしょう。
でも現実で使われた核兵器と因縁のある人がこれってのは、さすがに越えちゃいけない一線越えてませんかね……。
この人物に取材して載せたメディアも、正直神経を疑います。
……まあ具体的なメディア名を出したら、詳しい人たちは「何だまた◯◯か」「まあ◯◯だからな」「平常運転じゃないか」と揶揄しながら納得するでしょうが。

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