リンゴ・デッド・オア・アライブ

私は「スカタライツ」をはじめとする1960年代の古いスカがすごく好きで、よく聞いています。

スカは言うまでもなくレゲエの前身になった音楽で、ジャマイカにルーツがあるのですが、初期の頃はR&Bやジャズなどのアメリカの音楽をカバーしていたこともあって、「Caravan」や「007のテーマ」など、有名な原曲のスカ・アレンジ曲が結構たくさんあります。

どれもすごくかっこいいので是非聞いて欲しいのですが、中でも私のお気に入りは日本の美空ひばりさんの名曲「リンゴ追分」のスカ・アレンジです。

いきなり銃声から始まる衝撃的な曲展開にちょっとびっくりしてしまいますが、(原曲は今は亡き母を想う若い娘の郷愁を歌った繊細な歌なので)、どうやら「リンゴ」というのを実在したガンマン、「ジョニー・リンゴ(リンゴ・キッド)」と勘違いしていたようです。

「追分」という言葉も「生と死を分ける分岐点」と捉えていたようで、さながら「リンゴ・デッド・オア・アライブ」といった、なかなか物騒な雰囲気の曲になっています。

すごくかっこいいので、もしよかったらYouTubeなどで是非聞いてみてくださいね。

それではまた。

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