を読みはじめました。
これはスティーヴン・キングの最新作で、つい二か月前に出版されたばかりの本です。
「殺し屋ビリー・サマーズは、引退前の最後の仕事として、司法取引を行おうとしている、とある証人の殺害を依頼される。
その男が所定の場所に現れるまでは、用意された場所でじっと待機していなければならないのだが、なにぶん小さな町のこと、怪しまれないよう、本来の目的を隠すため、作品執筆のために町を訪れた作家であると、自らの身分を偽ることになる……」というストーリー。
昨今の若い世代の作家とは違い、たっぷりとした「間」を使って、丁寧な筆致で描かれるストーリーは、さすがは熟練の巨匠といった感じで、読んでいて「そうそう、これ、これ!」と何度も頷いてしまいました。
まだ読み始めたばかりなので、物語がどっちへどう転ぶのかは分かりませんが、スティーヴン・キングのことですから、絶対に期待を裏切らない結末になると思います。
本国でも出版されたばかりの本で、まだ日本語版は出ていませんが、Amazonのkindle版でハードカヴァーよりも安価で簡単に購入できるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
とても読みやすい英語で書かれているので、大学受験程度の英語力があれば、初心者でも何の問題もなく、すらすらと読めると思います。
自身のTwitterでもトランプ前大統領嫌いでかなり有名だったキングさんですが、そのトランプさんの名前が今作にもちょっとだけ出てきて、この人、どれだけ嫌いなんだと、何だか笑ってしまいました。
それでは。