今読んでいるC・J・チューダーの『The Burning Girls』に出てきました。
パッと見ると「ショットガンに乗るって……?」と思ってしまいますが、これは実は「助手席に乗る」という意味で、英語圏ではかなり一般的に使われる表現なのだそうです。
西部開拓時代のアメリカで、ショットガンを携えた馬車の護衛が、御者の隣、つまり助手席に座ったことから、こう呼ばれるようになったとか。
現代では子供たちの間で車の助手席の取り合いになった時に(子供ってなぜか助手席に乗りたがりますよね)、最初に「ショットガン!」とコールした人が座れるというルールもあるみたいです。
『The Burning Girls』は悪魔祓いを題材にした小説なので、キリスト教や聖書に関する記述、表現も多く、「Riding shotgun」と同じように、日本人にとってはちょっと理解しづらい部分もあるのですが、今作も期待通りのすごく面白い小説になっていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
日本語版はまだ出ていないと思いますので、Amazonのkindle版がおすすめですよ。
それでは。