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私は理系の小説ですか?

小説を書くのが得意な人って文系だと思っているのですが、どうですか?
ちなみに私は理系です。
大学とかでは哲学や心理学を学びましたが、哲学で書いた論文は理系論文だと言われました。

小説は中学の頃に数ヶ月は書きましたが、社会人になって応募を考えるようになるまで書いていません。
本は読むことはありましたが読書家ではなく、年に1冊も完読した本は無いでしょう。

私の執筆歴になりますが……
小説と呼べるレベルのものが書けるようになったのは、ネット上で元編集者と名乗る方から添削してもらってからですね。
書き始めて1カ月ぐらいだったと思います。
その方が言うには継続して教えるつもりはなかったけれど、みるみる上達していくので続けたとの事でした。

私は小説を書き続けて書き方を身に着けたと言うよりも、頭で理解していった気が致します。
第1章まで見て頂いた後、壁にぶつかり、「読みやすいけれど眠たくなる文章」というものになりました。
ようは頭では書き方とかいろいろと理解していたけれど、いざ表現しようとすると微妙に違ったわけです。

その後は、市販の小説を模写することで、伏線の入れ方や文章のリズムを、頭で理解していきました。

そして出来上がった小説(第2章半ばまで完成)をノクターンノベルズに投稿(つまり処女作)して、日間1位、週間3位を獲得して新人賞に応募しました。
1章だけで応募だったのですが、みごと未完成を見抜かれ最終選考落選。落選理由は完成していないからでした。

拾い上げの声をかけて頂きましたが、仕事をしながら家庭があっての執筆は難しく、結局1年も待って頂きました。
初めて1作書き上げたわけですが、1作書き上げると違いますね。自分のスタイルが固まっていきました。
その後、ラノベ転向を図って2作目を合筆で作成しましたが、ラノベとはみなされなかったようです。

私は読み合いでアドバイスを書く事もありますが、頭での理解が先にあるから、文章で書き方を書けるのかもしれませんね。

今回は私の3作目になります。また一人称小説は初になります。
そんな私の三作目は、沙優視点の「ひげひろ」二次創作です。
https://kakuyomu.jp/works/16816452221235522440

3件のコメント

  • 理系の作家はけっこうたくさんおられますね。有名どころだと東野圭吾さん。僕が最近好きな人だと時代劇小説の上田秀人さんが歯医者さん。お医者の作家は最近炎上した方含めてとても多い(なつかしいところだと北杜夫さんとか)。物理学者は湯川秀樹さんはじめ随筆の達人という印象です。
    理系の作家も2種類あって、東野さんのようにきっちり構成して計算で割り切る(泣かせ部分も含めて)作家。これはいかにも理系らしい。随筆ですが寺田寅彦もそうでしょうね。もう一つは計算ではなくエモーショナルな言葉悪くいえばでたとこまかせでも転がせてしまえる人。これは仕事としての理系スキルを踏まえた上で、それを超えるあるいはおぎなうものとして作家活動を活用しているのでしょう。北杜夫さんの全盛期の作品の少なからずはそういう破天荒さが魅力だと思います。
  • @awayuk 様

    コメントありがとうございます。
    そうですね、私が目指している方向性は「きっちり構成して計算で」なんだろうなと思いました。
    できているかは別としてですね。

  • 涼音 様

    こんにちは。コメントありがとうございます!
    私は大学・院と行きましたが、どちらも働きながらです。
    高校までは勉強には興味が無かったのですが、好きなことを学べるというのはいいですね。
    頑張ったというより、充実していました。

    二次創作のほうは原作をご存じなくても楽しめるように書いております。
    他の方からも、半信半疑で読んだらビックリした、楽しめたと仰って頂いております。

    「ひげひろ」みたいなヒューマンドラマがお嫌いの場合は、口には合わないと思いますが……
    そうでなければ、一度覗いて頂ければと思っております。
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