あけましておめでとうございます。
ついに2019年がやってきましたね。平成最後の年。私は恐らくこれまで以上にあわただしく過ごすことになると思います。
新作は完成度に満足が行かず、苦戦しています。
なんだか、自分のいい所があまり発揮されていないような気がしてしまって。普通はストーリーの骨組みと、それを動かす筋肉と、美味しくなる脂肪があると思うんですが、骨と筋肉だけの小説になってしまいました。
小説としての体裁は保っているんですが、読んでいるとどうも、ゲームみたいというか。一つのステージをクリアして、はい、次のステージ。はい、次のステージ、という具合に、作業のようにストーリーが進んでいき……。
書いている感覚としても、ストーリーを進めるために書いている、みたいな感覚で、いまいちノッてこないんですよね。進めるために書くんじゃなくて、その時その瞬間を描くために、そんな感覚で書きたいんですが。
全部ボツにするか、とにかく最後まで書くか、どうしようか迷ってます。
ちなみに、2019年は私にとって、小説を書き始めて五周年です。特に何かする予定はないんですが、もう五年も経ったのかと、一人で感慨にふけっています。