みなさま、おつかれさまです。
暑いですね、蒸しますね。
小説を書くときの悩みとして、地の文をどうおもしろく書くか、は常にあります。
会話ばかりで構成される会話劇も好きですが、自分で書くとなると、会話文だけでなく地の文もたくさん書いて、読んでくださる方を楽しませたいと思うのです。
かつて伊坂幸太郎先生の小説の解説に、地の文を効果的に使う試みがなされている、とありました。
例えば首吊り死体が出てくる直前に、(視界が)揺れているとか、(シャンデリアが)吊るされているといった、何がしか連想させる言葉を盛り込んでいるのだそうです(この辺、うろ覚えなので、ちょっと違うかもですが)。
もしこの手法を自分なりに取り入れることができればあるいは……、地の文でさりげなく雰囲気を作り出して、あたかも効果音のように使うことができるようになるかも……しれません。
どうなんでしょうか。
写真は樹に止まっていたアカスジキンカメムシ(たぶん)。
虫というよりロボっぽい。
陽光を浴びて金色に流れるラインは、未来のマシンのようです。
ところで、赤みを帯びた背中の模様、逆さまに見るとなんだか笑っているように見えません?
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