ヴァルケンは先々代の火の巫子で、リリサレーンの前任の巫子です。
一旦王城を出たものの世継ぎの急死で急遽神殿から連れ戻されて、王と巫子を兼任しました。
歴代の火の巫子でも珍しく、巨漢の女好きで妃もいて、ちゃんと子も残しています。
巫子は神殿に入ると滅多に結婚しません。
精霊王は神と同じですから、神に殉ずると言う精神的な考えもあります。
ヴァルケンは巫子なのに隣国と戦争もしてますから、なんにしても型破りな人です。
それでもしかし、その型破りな人間の大きさが、リリスを指導する上では最適だったと思います。
何しろ、ご先祖様ですから。
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