「今日はいつものカフェイン中毒魔法使いがご不例にわたらせられたので、『魔剣』の私・マリトとリリエラが近況を報告する」
「何でも『執事』のカクコン10週間ランキングの順位がダダ下がりとかで、リュライアさんが悶絶されたとか……」
「今は猫執事が付き添っているが、看護しているのか平常通りサカっているのか判然としない。いずれにせよお楽しみの邪魔をするのも無粋なので、我々から報告しよう。本日、『執事』の新エピソードを公開した」
「第7話もこれで半分くらいですね。1エピソードあたりの文字数を減らしてみましたので、以前のお話より読みやすくなったと思います」
「そういう意味では、我々『魔剣』も読みやすさをもっと工夫するべきだったのかも知れない……ただでさえ26万字もある大分量なのだからね。完結から半月近くたった今日、ようやく全話読み終えた方から応援コメントをいただけた」
「読んでくださった方、本当にありがとうございます。まだ途中の方も、お時間のある時に是非読んでくださいね!」
「……などとおっしゃっておりますが、リュライア様」
「後半は『執事』の進捗報告ではなく、自分たちの宣伝だろう。日本刀のようなものを振り回してちゅっちゅするだけの作品のくせに! カクコン10ライト文芸部門の週間ランキングで、ほんの数日にせよ100位以内に入っただと!?」
「そのようで。しかし、ちゅーとかしているのは最終話だけでございます。それ以外は、いたって健全かと。死体は出ますが」
「くっ、ならばこちらは猫吸いだ。カクコン運営から警告が届くレベルの過激猫吸い描写でPVを稼いで……」
「どうぞ落ち着いてください。『執事』7話のストーリーは完結しており、8話の構想も順調でございますから」
というわけで、『執事』7話はそれなりに順調です。今回はトラブル(課題)解決型でしたが、次はおそらく犯罪解決型になる見込みですので、お待ちください。