小説を書くのは20年ぶりくらい。
学生の頃は、思いつくままに短編を最後まで書ききるくらいの勢いがあったのに、今は息切れしてしまいます。
他人と似た作品を書きたくなくて、小説をわざと読んでいなかった期間もあり、文章の表現もなかなか浮かんでこない(何やってたんだ俺)。
それでも、ライトノベルだと思えば多少の省略は許されると勝手に解釈して、何とか想像で補ってもらえる程度の描写で、とにかく展開を先に進めようと四苦八苦しています。
翌日には既出の人物の設定もきれいに忘れていて、読み返しては修正してを繰り返しています。最低一話分は書きだめしておかないと危ない。
「ぼくとケラ子の夏休み」は、構想半年くらい。
仕事中に現実逃避でポヤポヤと考えていました。
といっても、構想をメモにしているのはほんのわずか。
出来る限り細かい設定を入れずに、その場の勢いで1エピソードを描き切れるよう、あえてフワッフワな状態にしています。
やっと基本設定を半分くらい出すことが出来ました。
来週から、やっと他の子どもたちを出すことが出来そう。
お父さんも早く出したい。めっさカッコ悪い大人を書きたい。
そこまで行ったら、もう少し宣伝しよう。
他にも書きたいアイデアはいくつかあるけど、メモを読み返してみて「あ、これは自分には書けないな」というのがけっこうわかるようになりました。
他人には書けるかもしれないので、誰かに押し付けたい。
横暴な管理職のように、酒の席で有望な部下を捕まえて、絡み酒のていで押し付けたい。他力本願で押し付けたい。
現代のラノベの文体と違って進行がモッサモサしてるなあ、という感想の人も多いと思いますが、これからも読んでいただければ幸いです。