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製作者のモラル

「セクシー田中さん」の原作者の訃報を知り、少しだけ。

実は原作もドラマも全くの未見で、知人から「ドラマ面白いよ」と聞いただけだったりするのですが、その口ぶりから、そこそこ原作に忠実に作られているのかな、と思ってました。

けれど、ここ数日のXでの炎上騒ぎ。
そして、そろそろ収まったのかなと思っていたところでのこの訃報。

ドラマだけ楽しんでいた人もいたのだろうし、脚本家のノウハウだってあるのだろうから、例え原作者への配慮に欠けたポストがあったにせよ、作品の出来が誰のせいでどうなった、という話にはあまり興味がありません。
我々一般人が一生分かり合えない敵を何人かは持っているわけですし(自分だけかな…)、この方たちも一生いがみ合えばいいと。

ただやはり引っかかっているのは、原作者が交わした「原作に忠実に作ること」という約束について。

これは現場レベルの話でなあなあで済ませるべきではないし、テレビ局や出版社が最終的に責任をもって守らせないといけないのではないかと思うのです。

自分の稚拙な作品ですら「勝手に内容を弄るくらいなら、いっそパクって違う作品として発表してくれ」と思います。
映像化は別作品なので無断改変には当たらないのかもしれませんが、そうしなければいけないのであれば、初めからそんな約束をしてはいけないのではないでしょうか。

今回の悲しい結末は、SNSによる無責任な意見の洪水も遠因になっているかもしれない、という意見をみたので、近況ノートに書いてみました。
業界の常識的にオカシイ点もあるかもしれませんが、見逃してくだされば幸いです。

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