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“死を恋う神に花束を”1章完結致しました【2章、3章あらすじ有り】

今回“恋神”の1章が無事完結致しました。明日から2章の投稿を毎日1話づつ始めます。

・以下、2章あらすじ再掲載します。

ある村から少女が一人逃げ出した。保安官詰所で保護されたのだが、村の緊急事態へ保安官では対応出来ない為に、ステルスハウンドへ救援が要請された。そこで任務に当たる事になったのは、“影の猟犬”――ゴーストという特殊技能を持つ兵士達だった。
影の副隊長チェスカル・マルクルは班員二人を連れて、コールデルタ国、その妖樹の森に閉ざされた、ローザ村向かう事となった。ローザ村へ続く唯一の道は、妖樹の森を貫く一本道。
三人はオンボロ車で道を行くのだが、ルークが悪路にダウン。仕方なく路肩に車を停めるのだが、チェスカルは道と森の境界線で妖人と遭遇してしまう。血気天客の専門家であるルークが言うには、血の穢れは良くないというので、何もせず去ることを決めたのだが、突然の濃霧に襲われてしまう。
チェスカルが気づいたらそこは妖樹の森――その中だった。チェスカルは独り彷徨うのだが、一人の女児と出会う。
――幻覚。
チェスカルが女児を見ていると、あろうことか女児自らスカートを捲り……。

幻覚を手引きするのはいったい何者か、そして、チェスカル達猟犬へ枷られた戒めとは。猟犬の真実と絶望が明らかに――。

そして、“猟犬の主人”カイムがヘルレアとの性的行為による弊害により、主として猟犬との向き合い方の決断を迫られる。

――あなたは今も星空で独りなのですか。

ジェイドは主人を思い泣く。猟犬である彼では、カイムへ何もしてやれない。ジェイドは、ある人物へ救いを求めるのだった。

それ等全ての選択は、果たして最良か最悪か。窮地に立たされた、主人、王、猟犬、三種の関係性がついに動き出す。


・更に以下3章あらすじで、ネタバレ有りなので、スクロール注意。








【3章予告あらすじ】

カイムはヘルレアとの行為に問題を抱えている。猟犬の主人である彼は、ある特殊能力を持っているからだ。彼は全ての猟犬と精神が繋がっている状態にあり、平常時は自らの意思で自在に猟犬との距離を操作出来る。しかし、ヨルムンガンドと愛を交わそうとすると、彼は心身を閉ざしていられなくなり感情と思考を無制限に猟犬へ垂れ流してしまうというのだ。

猟犬のルークから「閨の完全再現実況中継とか笑う」とか、ジェイドに「下手すれば、“ステルスハウンド”の全猟犬に恥部を晒す」等と言われ、さすがのカイムも不機嫌となり、ある事をヘルレアと猟犬達へ、声高く宣言するのだった。

「分かった……皆がそこまで言うなら。行ってくる――女の子との遊びへ」

女性との刺激に慣れて、少しでも状況を改善させようというのだ。

そこで何故かヘルレアも「女遊びがしたい」と言い出す。

オリヴァン・リードの伝で、超高級娼館“蜂の巣”へ向かう事となった。カイム、ヘルレア、オリヴァン、ジェイド、チェスカルという面々で娼館へ行くと、カイムをもてなすのは、“蜂の巣”の主人である最高の娼婦“女王蜂”だった。

しかし、相変わらずまた騒動が勃発し、カイム、ヘルレア、猟犬共は血なまぐさい戦場に駆り出されていくのだった。

カイムは無事、大人の男になるれるのか?

そして、ヘルレアの思いとは?

少しアダルトな新境地へ、カイムは足を踏み入れて行くのだった。


と、いう予定で3章15話まで完成済みです。これからもよろしくお願いします。


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