さっき、全く筆が進まないという現象に悩まされていた。
普段でも一日に5000字程度も書けないというのに、1行すら書けなくなってしまったのである。
仕方ないから一旦筆を置いて、飯を食った。
ついでに酒も飲んだ。
ウイスキーだったからけっこう酔っ払ってしまい、楽しくなった。
そのまままた筆をとると、驚くことに文字が書けたのだ。
そういえば有名な作家である太宰治や坂口安吾も酒好きであったというエピソードを思い出し、酒もたまにはいいかもしれないと思った。
昨今では毒にしかならないと言われるアルコールだが、創作活動においては薬にもなるのかもしれない。