ちょ〜っとずつ回復してきております
お粥がうまい
夏バテでお腹がとても弱り
食べることが大好きな私の食欲が落ち
お粥ばっかり食べている日々です
小説も書けなくて
ああどうしよう スランプかも
もう一生書けなかったらどうしよう……
なんて悲観的に思っていたんですが
シンプルに体調が悪かっただけというやつ
体調が治ればまた書けるみたいです
ぼちぼちいきます
それでなんですが
最近は『自分の好きなものってなんだろう』と思案していまして
コンテスト用だったりもろもろ用意はしていたのですが
プロットをつくるものの最後まで書ききれないことが続き
うーんどうしてだろうと思っていたのです
それで考えた末に問題点は二つに絞れました
問題点1:研究が足りない
問題点2:途中で飽きる
研究が足りないの方は、努力でカバーできるのですが
『途中で飽きる』は致命的です
いわゆるモチベーションの低下というやつ
モチベーションが下がると品質も物語の密度も下がります
これはよろしくない……
創作体力が落ちている中それでもできる創作は何かと考えたときひらめきました
自分の好きな要素を詰めこめばいいのでは?
少なくとも途中で飽きることはなくなる……
逆説的に言うといままで私は
自分の好きな要素を詰め込んで話を作っていなかったのです
よくわからないけどこうかな、みたいな感じで
見様見真似で踊っているようなものでした
唯一の例外はシアハニー・ランデヴでした
あれは、偏執的なまでに好みを詰め込んで作った話でもあります
というわけで次の新作は好きなもの詰め合わせセットにします
……エッセイかどこかで話していたかもしれないんですが
私にはかつてとある作品に推しカプがいました
その作品のカップリング二次創作を読み漁り
熱烈なファンコメントを送りつけていたネームド読者でした
(幸いその感想は喜んでいただけたみたいでよかったです)
つまり私にはそもそも好きなものがあったんです
推せるカップリングという概念……
つまり恋愛要素が多めの関係性……
私はここに至ってようやく気づきました
今の私は一次創作者なんだから
好きなだけ好きな公式カップリングを作れるではないかと
そこからの私はもう水を得た魚 ピチピチ
「今日は……好きなだけカップリングを作ってもええんか!」
「ええぞ 好きなだけやれ」
「ヤッター!!!」
の精神で プロット作りが大変捗りました
私は創作を始める前
カップリングに熱を上げているオタクだったのですが
創作をするようになってから
カップリングに熱中するオタクであることを忘れていたのです
灯台下暗し
私が探していたものはずっとそばにあったのです
というわけで
次の話は恋愛が多めになります!
タイトルはほぼ本決まりしていて
ジャンルはファンタジー
「すてねこのサビ 〜四つ足の獣と石持たずの姫〜」の予定です
登場キャラクターはほぼ猫です
(二足歩行する猫が出てきます)
なぜって私が猫好きだからです(猫かわいい)
あらすじはこんなかんじ
《STORY》
化猫族が治めるイワツチの國。そこに一匹の錆色の毛並みをもつ姫が誕生する。
しかし、額にあるべき「宝玉(いし)」を持たずに生まれたその姫は、「石持たず」として“呪われた子”と見なされ、國の掟により生まれてすぐに処分されそうになる。
姫の母である女王は、娘を守れない自分の弱さに涙する。
そのとき現れたのが、イワツチの國に出入りを許された長靴をはいた旅猫「ギャバン」。
彼はかつてイワツチに仕えていたが、今は自由気ままな放浪の猫。
しかしその眼差しは、鋭く、優しい。
ギャバンは女王の前に立ち、姫を引き取りたいと申し出る。
「僭越ながら吾輩が幼名を授けよう。錆色の毛並み持つ姫よ。君の名は、今日からサビだ」
かつて大切な存在を喪ったギャバン。
再び生きる理由を、命を守る使命を、この小さな“石を持たぬ姫”に託す。
こうして、姫は“サビ”として、ギャバンとともに、イワツチの國を離れて旅立つのだった。
というかんじ! です!
ほぼ構成はできているので、あとは愛情を込めて書きまくるだけです!
……進捗報告できるようにぼちぼちがんばります!
よろしくお願いします!