毎回毎回、自分がどうやって小説を書いているのかわからないです
一応流れとしては
構想する→プロットを立てる→途中で飽きる→一話目を書き出す→続きをその場その場で出力する→矛盾がないように調整する→できた!✌
みたいなことやってるので、毎度毎度再現性がありません
何か新しいことやるたびに経験は蓄積されていっている感じはするので、無駄になってるってことはないのでしょうが……
前作、シアハニー・ランデヴは、どうしようもない蓄積した感情をそのまま叩きつけて叫んだ結果みたいなものなので
同じことはしばらくできないだろうなと思いました
正直、物語を新たに生み出すエネルギーはまだ貯まっていないのですが、それでも何かを書いていないと、焦燥感でおかしくなりそうでした
そこで、急遽構想を練りだしたのが、新作の『アドニスの花が散る』です
タイトル回収は最終話になりそうなので、関連性を説明することがまだできないのですが……
作中登場人物の歌姫ブラシカさんですが
彼女の名前の由来はキャベツの学名です
Brassica oleracea var. capitata から取っています
キャベツの花言葉は『利益』ですね
だからどうってことはないんですが
『アドニスの花が散る』の世界観はかなり終わっていて
救いがなくろくでもない中でも必死に足掻く人間が描きたいと思って書き始めたのですが
書いてみると思ったよりも登場人物がポジティブで明るく、どうやら構想とは違う形に変わっていくかもしれません
私が最近ポジティブになったことと関連しているのかな
何にせよ悪いことではありません
今は、膨れ上がった構想と、設定の山を前に、これをどう調理したら面白くなるかなあとやる気に満ちているところです
アドニスの花が散る - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818093082456878940現状、『アドニスの花が散る』のヒーローポジションにいる村正ですが、そこはかとない胡散臭さや若干セクハラ気味の言動が示す通り、その実態は割とろくでもないひとです
悪人というレベルではありませんが、堕落に弱く、ギャンブルで全財産スッたりしますし……(展開の予定としてある)
ろくでもねえけど嫌いになれねえよ〜こいつ〜……くらいの塩梅に落ち着いてくれたら良いなと思いつつ書いています