お久しぶりです。
１１月も中盤。
ここで、いいニュースと悪いニュースが飛び込んできました。
先ずは、嫌な方を先払い。
現在執筆中の「クロス・ノクターン ～サロメの契り、真紅の呪詛～」を一時休止します。
なんだ、また休止か…と思われても仕方ありません。
私もお休みしたくて、お休みするわけでないことを弁明させてください。
今回の、休止。端的に言うと参考資料の全紛失です。
「クロス・ノクターン」の冒頭を読んでいただいた方には理解できると思いますが、このお話、バチカンが関係してくるのです。
そのため、この国ひいてはカトリックに関しての知見を深いものとするため、大手の書店から街の古本屋まで、駆けずり回って大量の本を手に入れました。ナショジオのバチカン関連の番組も録画しました。
ですが、その本が全部…手元から移動しました。
数日前に両親が訪問。歴史や宗教関係の類が趣味の父親のコトを失念していた私は、本を紙袋に入れたまま仕事へ。
帰ると、本がごっそり、実家に移動していました。
父曰く「もう読んだ本かと思って」
そして当たり前ですが、両親に小説を書いていることは公言していませんし口が裂けても言えません。
録画番組と言う手段もありますが、計６時間以上もある番組を一から見直し、必要な情報をピックアップする方法では、書籍以上に時間がかかります。
また、私は出典等が明確な場合を除き、エビデンスが不明瞭なネット情報は、極力使用しないようにしています。ウィキなど論外。
そんなことがあったため、現段階で甘く煮詰めた設定を、読者の皆様にお出しすることはできす、また、その設定が後に矛盾をはらみ、作品の大掛かりな改編となることを避けるために、今回やむなく「クロス・ノクターン ～サロメの契り、真紅の呪詛～」を休止することとなりました。
改名早々に打ち出した作品名だけに、読者の皆様にはとんでもない裏切り行為となることは重々承知です。
ですが、よりよい作品を提供したい故に、今回の決断を行ったことをご理解していただければ幸いです。