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やっちまった

 陽は差しているが風が昨日より冷たい。今週は再び低気圧が訪れると聞いた。春の訪れが遠のいた気分だ。

 公募用の長編ばかり書いていたので、リハビリも兼ねて「忘れられない友達」というお題のショートショートを書く。

 自他ともに(?)納得のゆかない駄作を生み出してしまった。と、頭を抱えている。

 2000字の制限がある物なので、話の展開か心理描写に極振りしないと物語として成立しないのに、筆に任せるままに暴走してしまったのでよくわからない物を書いてしまった。
 きちんと向き合いたいテーマなので、いずれは書き直して別の短編にしたいと思っているけれど、現時点では「やっちまった」というのが正直な感想である。
 プロットの重要性を再認識した。
 
 主人公が友人に劣等感を抱いたのはわかった。そこから決別までどのような心理の変遷があったのか、現時点で「今でも彼女が忘れられない」理由は何かを書くスペースがなかった。
 言葉不足で主人公がただの嫌な奴になってしまったではないか。
 というか、そういった思春期独特の心理を言語化するのと、2000字の制限とは相性が悪すぎる。
 
 私にはストーリーテラーの能力が無い。創作をするにおいて、どう補おう。

 失敗だってあるさ、再度学びなおす良い機会ととらえよう。

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