悲哀の笑太郎

コメント用の近況ノートが作られていないようなので、ここに書かせていただきますね。


拝見いたしました。

なかなか難しいですね。
まず一般常識的な事を書きますと、ある程度テンプレを踏襲しないと読まれることは非常に難しいです。

このタイプの始まり方で書籍化するくらい読まれているのが『魔女と傭兵』ですが、あのスタイルはたまたまスコッパー様が紹介したことによって跳ねた作品です。
それを狙うのはものすごく確率が低くなります。

PV狙いならばテイストを変えた方がいいと思います(*_*;

カクヨムでは邪道の作品は相当戦略を立てて『ギャンブル覚悟』で書いていくことになります。
それもご自身の糧になると思いますが、そればかりですと心が折れてしまうのではないかと心配します。

ここは少し練り直した方がいいと思います。
といっても１２話アップしましたので、このまま書き続けることが大事かと思います。
『完結力』をつけることも大事なので。


ではキャッチコピーから見て参ります。

《No.1第一部＿＿＿これにて修了。次の部はこの後すぐ。》

これは非常にもったいないです。
読者に何をアピールするか大分間違った方向性のようです。

読者に伝えるのは『自分の状態』ではなく、『この作品を読むとこんな感じの面白さを味わえるよ』というアピールなのです。

例として

『○○するわよ！』『アリス、それは○○だよ』

『え？○○しちゃだめだよアリス』

この作品の一番楽しいところのエッセンスを２０字くらいにまとめるといいですよ。

『転生ヲタク光秀、本能寺したくな～～い！』

というのが私の作品ですが、これで作品の一番読ませたいところが伝わると思います。

そして綿密にキャラを立てます。
猫とネズミとの会話がこの作品の面白さだったとしたら、そのセリフの一番面白いところをギュッと煮詰めるといいですよ。

会話中心の方が多分カクヨムユーザーは読みやすいと思いますよ。
あとはモノローグを主人公に限定するとか。

それと一番大事なのは、プロローグをなくすこと。
これは後で出した方がいいです。

最初は会話から入る。
そうでないとすぐ離脱します。
せめて主人公のモノローグで。

（また三人称でPVを取るのは非常に厳しいです）

一番面白い部分を最初の数行で演出することができればフックになります。

まずはこのあたりから考えていった方がいいと思います。
PVを狙うのが目的でしたら、成長ものでもあまり設定を作りこまずにライトに読める方が一般受けするのでそちらをお勧めします。

自分の色を出していき、なおかつPVを取るのは本当にハードルが高いです。
私は、自分が読みたいものが『読者ニーズに合ったものだった』から読まれました。

これを間違えると多分PVは増えないでしょう。

とにかく世界観やh陶原力よりも『キャラたち』と『キャラ同士がどんなセリフをかわすか』に全力を注いだ方がいいと思いますよ。


こんなところでいかがでしょう？

辛辣になりましたが、これがカクヨムの現実です。
これを打破するか、いったんPVを狙うためにテンプレ要素を勉強する努力をしていくか。
書き手の成長はどちらの方が効率的でしょう。

ご自身の生き方にも関係してくると思います。

一緒に頑張りましょう！

追記
この文章を拙創作論に載せてよろしいでしょうか？
いいという場合は、私の近況ノートに書き込んでいただければ幸いです。