• エッセイ・ノンフィクション

性描写

 ついでなので性描写について私的見解を書こうかと。

 性描写は非常にナーバスなものであるとは思います。
 結論からいうと私は意味ある性描写に関しては肯定派です。
 理由としては、特に恋愛物に関してですが、その行為があった前後の変化を変えることができるスパイスになり得るからです。
 事実、私が学生時代において恋愛をし一線を超えた相手というのはその前後で色んなものが変わった思い出もあるわけで、恋愛観も変わるきっかけの一つだと思います。
 その行為でカップルとして大恋愛にもなれば破局したりもするし、昨今よくある一途であったり寝取りといった者が生まれたりと……良くも悪くも人を変えます。

 そういった意味で軽くその描写をいれ、ざまぁなら復讐に燃えたり、恋愛ならよりデレをいれたりと変化を加え作品に深みをくわえれるわけですから。
 ただハーレムだなんだで、安易に脈絡なくいれるものは私は好きではない。確かに主観なので個々で違うしそういうのが良いと思う方もいるでしょうが。
 ただ意味もなく、脈絡なく取り入れ、露骨な表現もいれるというのは違うと私は思います。
 そういったものは官能小説を是としてるサイトへいけと思ってしまうのも当然ではないかと思うわけです。

 ハーレムで、深い関係を書くのであれば、「抱き合って見つめ合いその夜一線を超えた」とかだけで十分ではないかと思うわけです。
 これぐらいなら私は何も言いません。むしろ他の方達と同じように楽しんでいれば「爆発しろ!」などと感じてるかもしれません。いえしてました。

 ようはここは、このサイトはどういう方達が利用してるのか? どんな人達が来る可能性があるのか? それがどういう影響を及ぼすのか? と投稿した瞬間に作家自身は考える必要性があるはずです。ここに投稿者が未成年だとしても関係はありません。作家自身のモラル、倫理が問われます。

 繰り返しますが、性描写は肯定します。が、それが必要なのか、詳しく書く必要があるのか作者に問われます。読者も同じくそれがあった場合、是非の判断をしなければなりません。
 そこまで考えてる利用者少なさそうと実際は感じてますが……。残念なことですね。
 私は上記のような過度な性描写を官能でもないもので表している作品に面白いなどと言ってる方達や書いてる作家の感性は理解できる日はこなさそうです。

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