拙作にて登場人物の一人が所持している小銃。明記はしていませんが三八式歩兵銃としています。
三十年式歩兵銃の反省を活かして開発された本銃。調べてみると面白いんですよね。
初実戦からおよそ半世紀、日本軍歩兵のメインアームとして君臨し、第二次大戦時の日本軍の代名詞と言っても過言ではないかと。
そして、性能面はもちろん、生産性や劣悪な環境での整備性、他の兵器との弾薬共用まで良く考えられていると思います。
旧日本陸軍はよく頑迷な軍隊の様に言われますが、兵器にしても戦術、戦略にしてもこと自身が経験した事に関しては、よくよく戦訓として昇華する事に長けていたのではないかなと個人的には思います。
……まぁ成功体験ばかりに重きを置いて、失敗を省みない面を多分に含んだ、いつか首を括るタイプの博打打ち的な思考の集団だったとも思いますが。
どんな時も反省は大事!
以上、にわかミリオタのほらほらでした。
『陽炎の浜』
https://kakuyomu.jp/works/16817330651917191073