どうも禁書庫の受付嬢です(は?)。
本日兄ばかの最新話を更新致しました。
少し前から近況ノートの更新を怠っていた理由なんですが、ちょっとしたスランプと言いますか、定期的にくる創作意欲の倦怠がありまして…まぁ要するに面倒くさかったのです!そういうことにして下さい(詳しく話そうとすると愚痴になるので)。
多分これからこの近況ノートも不定期になると思うのでご了承ください(まず見てる人いねぇか)。
さて前回の第40話から始まった「第2章 乖離せし絆の四重奏 -quartetto-」ですが、シンとフェリノートが離ればなれになってしまうというまさかの展開に!
「そんな展開にしちゃったら兄妹ならではのてぇてぇが見れないじゃないか!」と思うかもしれません。
本作の魅力はこのやり過ぎなまでの兄妹愛(もはや共依存レベル)ですが、皆さん思い出してください。この小説は“シリアスなダークファンタジー”でもあるんですよ?
この第2章のテーマはズバリ、“共依存している兄妹を敢えて長期に渡って引き離す事によって生まれる新たな絆の物語”なのです。
さて、もうお気付きの方もいると思いますが、今回の第2章では序章の最初期にあった『前後半で視点が切り替わるシステム』が帰ってきました!
序章の際はシンとフェリノートの過去に関する伏線を交えていた事もあり、前半後半で視点を分けると文字数がえげつない事になるのでやめたんですが、復活できたのは第2章が“全く新しい物語”だからこそなのです。
まず前半に関しましては、あまり話す事が無いといいますか、現時点で話せる事が少ないと言いますか。
話せるとしたら、シイナのキャラについてですね。彼女のキャラは今まで本作はおろか、私が今まで書いてきた小説にすら出てこなかったようなキャラクターでして。
シイナはなんていうか、蛍光色をふんだんに使ったファンキーな服装してそうなイメージですよね。悪ノリが過ぎる陽キャみたいな…もし現実にいたら私は近づきたくもないようなキャラです。
こういうのって2次元だから許されるみたいなのありますよね。
シン自身もなんとかなる精神で今まで戦って生きてきた人間ですが、シイナも同じくなんとかなる精神で生きてきたような人間です。なのに毛色が全然違いますよね。
シンとシイナの凹凸コンビが織りなす今後の展開にご期待ください。
そして後半を読んだ方なら絶対に思った事。
「アーシュ、お前生きとったんかワレェ!」
…はい、そうです。第1章で復讐のために手始めとして繁華街を燃やし、シンに敗れたあのアーシュご本人でございます。何故彼がここで登場したのかは、後々語られるので…。
因みに何故王宮にスライムが攻めてきたのかは、まだ言えませんね。
この第2章では、どちらかというとフェリノートの方にフォーカスが当たるような感じになっております。
序章と第1章ではシンが頑張ってきましたからね。
可愛い子には旅をさせろって言いますし、今度はフェリノートちゃんに頑張ってもらいましょうかねぇ…ニチャァ…
『第41話 天と地、兄と妹』はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16816927861556163273/episodes/16817139557558487169