相談、しました
唯一ひとりだけ残ってくれてたあの人に
それも私の勘違いでした
「俺、全部嫌になっちゃって」
「……そう」
「俺……えっと……少し……ああ」
「……少し前から何も楽しくない」
「……」
「……○○は、俺の事……その……嫌い?」
「……好きとか嫌いとか、なくない?」
「……はは」
「……○○は、さ!
俺が、いなくなっても大丈夫、かな?」
「どうだろう」
淡々としてたその言葉には、好意の2文字はなかったんです
片思い、だったんだなって
吐き出してわかった、私は、あの人から少しでも、慰めの言葉を貰いたかった
でも現実はそうじゃなかった
「君より友達の方が優先度が高い」
この時点で気づくべきだった
そもそも、私を気にかける人間など、最初からこの世に一人もいなかったのだ
ネットの世界に潜っても、それらは無機質な確証のない文字でしかなく、虚しい
私にはもう誰もいない
全て失った
今までありがとうって、ちゃんと言わなきゃ