色々と大変になっていて、なかなか近況ノート書けません。というのは嘘で、怠けているだけです。ぼんやりしていたら自損事故を起こし、自分の誕生日のプレゼントのためにとっておいた資金はクルマの修理代に消えました。
そんななかで最近考えているのは、リアルなフィクションを追求するスタンスを一度変えてみて、思い切ってノンフィクションを書いてみようかな、ということです。
あー、でもノンフィクションというのが適切なのかどうか。自分の家族、もっと言うと、死んだ祖父を少し脚色して書いてみようかな、と言う感じです。私小説だけど、自分は脇役。
たいした家柄ではなく、そうはいっても普通の人でもなかった祖父。実家に久しく帰ってないので命日を忘れている自分が悲しいです。
でも40を超え、地元の同級生の誰々が死んだだの、自殺しただのという知らせがたまに来ては、明日は我が身でないかと胸を潰す自分に、92まで嫌われながら孤独に生き延びた祖父は何と声を掛けるのだろう、と想像することが増えてきました。
まだ小学生の頃、祖父に作家になりたいと言った時、「ほうか、作家になりたいのか、かっ」と目を丸くしてくれたました。大人になり、作家で飯食えるほど世の中甘くねえよと斜めに構え、就職した私は、それでもどこかに、作家になりたいよね、とため息をつく自分を時々、感じています。
まだ構成を考えているところですが、こうでもいわないと自分は怠けてばかりなので。みなさん。暖かく見守ってください。