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異能課幕間1 あとがき

皆さん、はじめまして。
拙のことを御存じの方は、お久しぶりです。

今回も、「こちら、政府公認異能取締課です」こと通称「異能課」を読んでいただきありがとうございます。
今回は、本編軸とは違うサイドのお話になります。

時間軸としては、file2の後の話ということにはなっていますのでfile3のような立ち位置かもしれませんが幕間です。
そして、なんと今回は取りまとめ組である三人が主役の話です。三人、というよりも「宵宮伊月」という人物は
どのような人物なのかというのが少し垣間見えたのではないでしょうか。
伊月室長は、file2の後半で馨さんが言っていた通り一番謎が多い人です。
親友であり、同期でもある二人にも言っていないことは多くある、ということを理解していただければ嬉しいです。
正直、書いていて一番キャラブレがしがちなのが伊月室長であります。弟らしさや、もう三十路は過ぎているのにもかかわらずに少年みたいなお茶目さもあれば、しっかりと部下をまとめ上げる上司のような顔もある。
この人が一番、様々な顔があるような気がします。

あとは、同期組である五島さんや桜ノ宮さん。
桜ノ宮さんは、file1でも少しだけ出てきていました。あの時は、今回の話で出ていたいざこざの中だったのであのようなことになっていた、という裏話があります。
このあと、無事に京都まで帰っては何食わぬ顔で出勤するのでしょう。
五島さんも、名前だけはfile1でも出ていました。異能課に様々な便利道具を提供してくれる人、という認識で、まぁ間違いはないので大丈夫です。

最後に少しだけ出てきて、まだ本編では名前しか出てきていない現役高校生である異能官の夏鈴ちゃん。
実は彼女は、異能課に配属される前は特務室にいたので五島さんと一番仲がいい異能官です。彼女と五島さんは叔父と姪の関係なのですがそれを知っているのは五島さんだけです。
いつか、ここの話もかけたらいいな、と思っているので楽しみに待っていてください。

最後に。
勿論、今回もサポーター特典小説、あります。
今回のサポーター特典小説、実はとってもすごいこと書かれているんです。
内容としては、一番最後、伊月室長がみんなと別れてどこかに向かった先での話。
軽く内容を説明すると、なぜか東京に来ていた桜ノ宮さんの父親とのそのお付きの人との食事会での話です。
タイトルにもちゃんと意味があります。幕間でもうっすらと感じた人はいると思いますが、その答え合わせのような話です。
宵宮伊月という人物を、もう少し知りたい!という方は、この話を読んでいただればとんでもない男であると思っていただけるかと思います。

次回は、いつもの事件ファイルの話に戻る予定です。
そして、予定ではありますが退場することになる演出が入るかも、しれませんね。
次回の事件ファイルもお楽しみに待っていただければ、嬉しい限りです。

では、ここまで読んでいただき、本当に、本当にありがとうございました!
また、次回作のあとがきでお会いしましょう。

<サポーター特典>
幕間後日談の小話「レコードホルダー」
幕間「悪童…」の、最後から続く話です。
リンク先:https://kakuyomu.jp/users/Chatte_Noire/news/16818093080105514282

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