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二十一回目の奏然自若な贈り物に、冬空に響く快哉と彼方に届く讃称を!

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さて、最新話では眠り続ける皇妃ローゼッタが登場しました。

といっても彼女自身は一言も喋ってはいませんが、ラゼリア皇女殿下に取っても、皇帝陛下に取っても鍵となるかの人物。
ラゼリア皇女殿下はヴァニタスくんに皇女ではない自分(私)を見てくれる人がいないと不安を打ち明けていましたが、もしローゼッタ皇妃が眠り続けていなければそのようなことにはならなかったでしょうね。

というのも皇帝陛下はローゼッタ皇妃を失った(意識がない)ことで、ラゼリア皇女殿下をより一層大切に想うようになりました。
ラゼリア皇女殿下の意志を尊重し、ある程度の我が侭も特別扱いで許してきたのはそんな背景あってのことです。

しかし、そのラゼリア皇女殿下はというと、皇帝という偉大な父に本当の意味で甘える訳にはいかないと一歩引いてしまっています。
勿論尊敬していますし、慕ってはいますが、内面の不安を打ち明けるような些事に、皇帝陛下を関わらせることは出来ないと考えているんですね。

娘を想う父に、父に甘えられない娘。
……哀しいすれ違いです。

ローゼッタ皇妃が目を覚ませばその辺りも改善される可能性は大いにありますが……果たしてどうなるか。

因みにローゼッタ皇妃はご存知の通りラゼリア皇女殿下の母親なので、性格的には豪快な感じです。(多分)
また、性格が性格なのでこの後はもしかしたら予想通りの展開になってしまうかもしれませんが、次のお話も何卒よろしくお願いします!

いつも応援ありがとうございます!
これからも拙作を何卒よろしくお願いします!!

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