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ベーオウルフの福音書

『ベーオウルフの福音書』の題しまして、新しいエピソードを投稿しました!内容は以下の2つです!

第8話・第9話『火竜と水龍の輪舞』
 寂れた田舎町にやって来たベテランの神父、ノーマン・マティス。その町で生まれながら、そこから抜け出したいという逃避願望と希死念慮を抱える青年、フレイザー・ダニエルソン。そのような境遇の違う二人のもとに奇妙な来訪者が現れる。黄衣の男と赤衣の男の来訪に二人の心が揺れる最中、砂浜に難破船が流れ着き、町には不穏な空気が漂い始める。奇妙な二人の来訪者、咬み砕かれた難破船、そして二体の巨大な怪獣。それらが出会ったとき、訪れる結末とは。

第10話『龍よ、眠れ』
 夢破れた青年、大東守良。彼は底知れぬ不安の中、仄暗い希死念慮を抱えて生きていた。毎日のように龍退治伝承のある寺、龍像寺に通い、時間を潰す日々。そこに現れた謎の男、サー・ヘズ・ロンギヌスと話す最中、この男は自分について何かを知っているのではないかと不安になる。本人さえも知らない真実を知ったとき、人は幸せになれるのだろうか。

『火竜と水龍の輪舞』はウルトラマンやゴジラ映画など、怪獣ものに影響されつつ、北欧神話の「神々の黄昏」と聖書の「最終戦争」をテーマに書いたエピソードです!
それに対して、『龍よ、眠れ』はもう少し、地域に密着した、土着の伝承と地続きの作品になるように意識して書きました!仏教色が多少あります!

是非ともよろしくお願いします!!

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