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「改稿」という名の沼


 こんにちは。ここへ書くのはお久しぶりです。

 改稿版『飛鳥』にお付き合い下さっている皆様、いつもありがとうございます。応援♡を下さる方は勿論、PVだけの方も、励みになっております。
 現在、本編は第五部第五章に入っております。そろそろ九十万字に届くのですが、え~……
 実は、ここまでで、約五十万字削ったことをご報告いたします。


 五十万字ですよ! 我ながら呆れています。いったい何を書いていたんでしょう、自分?(←おいこら・汗)


 こちらに既に投稿している二本の外伝は、二十代半ばに書いたものです。本編の第一部~五部までは、リアル中2の十代~二十代半ばに書いてきたものを、二十代後半~三十代に、自サイトに連載したものでした。
 
 今回の改稿に当たり、現在の私から観て気に入らない部分や、物語として整合性の取れない部分を削除し、つなぎ合わせればなんとかなる……くらいに、軽く考えておりました。最初は。

 ……実際は、全く違っておりました。容赦なく削除するのは勿論ですが、全ての文章を書き直し、語句を調べ、新たに伏線を敷き、プロットを立て、足りない場面を追加し……とやっていたら。ここまでで約五十万字を削除、約二十万字を新たに書き直す羽目に陥りました。

 これはね……元々、ノートに手書きしていた所為だと思います。全部を書いて見直すなんてしていなかった頃なので。思いつくままに書き連ね、やたらと長くなってしまいました。また、当時の自分には、この拡げまくった大風呂敷を畳む技量が足りず、あーだこーだと(作者が)連載しながら試行錯誤した軌跡が、全部残っていました。

 いや、凄いな十~二十代の自分。よくこんなに(無駄に沢山)書くエネルギーがあったものだと、妙なところで感心してしまいました(^_^;)


 とまれ。
 今の自分には納得できないところだらけですので、情け容赦なく削って改稿しました(どこがどう変わったかは、現在の本編をお読みの方には興味がないでしょうから、説明いたしません……)。
 これで、少しはマシになっていればよいのですが……(汗)


 お読みになればお分かりのように、第五部終了の時点で、「それから彼等は末永く、幸せに暮らしました」の一歩手前、までこぎつけました(^_^;)
 (本当は、昔書いたときに、ここまで持ってきたかったんですよね……トホホ・涙)


 最終部(旧作では第六・七部)は、本編全体の後日談のような内容です。三十代に書いた部分になります。
 蛇足……になっていなければよいのですが(汗)。今さら、主要登場人物を突き落とす展開にはなっておりませんので、安心してお読み頂ければ幸いです。

 7月22日(月)からは、週二回更新に戻せる予定です。

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