久々の更新です。数日前、右手の人差し指にしもやけができ、ろくにタイピングができなかったそうですよ。残酷な冬ですね。
今回はあまり「元ネタ」を設定していません。作品中に出てくる、「 -aug-6-7」は「クリシェ進行」というコード進行の一つです。ルチアーノ・ベリオの「テーマ」は、ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」に基づいて作られた楽曲。遺書を「十八に細分化」したのは、ユリシーズに近づけたわけ。そのほか、文章的側面はユリシーズの要素がいくらか見受けられる……かもしれません。
ところで、次の作品には、ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」の要素を入れたいと思っています。入れないかもしれません。
淡風