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「愛慕、麗しき別れ_Adration, Lovely Over」を公開しました

ここ最近、それなりに暖かく過ごしやすい日々が続いています。春の陽気がとても好き。そのくせとても不思議な気分になります。

さて、メリーバッドエンドな恋愛ものの当作、今回の主な舞台はスウェーデンです。実在する都市を用いたのははじめてのことかもしれない。また、別の作品に対するオマージュはありません。少しだけ用語の説明をしておきましょう。

ガムラ・スタンのシェップマンガータン通りは、スウェーデン・ストックホルムの商店街です。今のところ行ったことはありません。いつか行きたい。
ミッドソンマルはルビの通り、夏至祭のこと。ヘラジカはスウェーデンではメジャーな動物です。「オマカセ」は、日本語からスウェーデン語に移植された単語の一つ。25クローナは日本円で300円くらいです。安い。
Fikaはティータイムみたいなもの。「Ska vi fika?」は「お茶しない?」という誘い文句です。これは誰にでも使える便利な言葉。「Jättebra!」は「いいね!」、それも強い肯定です。「めっちゃいいね!」くらい。

今回、お互いに恋情(か愛情)を抱いていながら、別にお互いの相性が悪いわけでもなく別れるという状況を描いています。それは優しさかもしれないし弱さかもしれない。うーん、こう言うことを考えると、やっぱり不思議な気持ちになる。

とにかく、今回はこんな感じです。予告通り一編書きました。まんぞく。
2月も終わりです。3月もよろしくお願いします。

淡風

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