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ショートショート2作を公開しました

「世界の終焉について」と「傑物と主観について」を公開しました

せっかくなので、これがどのようなものを表しているか、その片鱗だけ書いておきましょう。前者は、「世界が滅びる」というのが、人間中心に書かれていることが多いことへの批判。ある種、人間のエゴを言及したといえるのかもしれません。「世界の終わり」に対して慌てるのは、結局どの時代も同じです。それなりに優しい人間がニュースを垂れ流しておいてくれて、それが無碍になって、結局猫だけが世界から消えてしまう。あるいはこの世界は人間のものではなく、猫のものかもしれません
後者は、傑物について。この中でロマニーの少女を書いていますが、決して差別的意図はありません。「五兆年に一人」と言われるほどの傑物、それが客から金で買われようとする。金(での評価)というのは、あまりに主観でナンセンスです
そんでもって、ロマニーの少女と傑物は、その立場が(傑物にとって)逆転します。傑物はほとんど何も知りませんし、もしかしたら少女にすら弓の技量は劣っているかもしれない。何が傑物で、何が人間の尺度か、そんなものは私にもわかりません

この作品たちは、結構わかりやすいものかとおもいます。昔書いていた掌編集のように、一年失踪して、あげく執筆を突然中断することがないと願いたい。これからもそこそこ書いていきます。よろしく

淡風

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