いつも応援ありがとうございますっ!
本日YouTubeを巡回していた際に、偶然ですがこんな動画を見つけました。
それは、小説家になろう出身の有名書籍化作家さんによる「コメント欄や酷評との付き合い方」についてのレクチャー動画です(それも本日投稿!)
その内容に学びを得た私は、近況ノートに書かずにはいられなくなってしまいましたっ……!
(大半の善良な読者さんには関係のない話ですが、最後まで読んでもらえるとうれしいですっ)
まず当たり前ですが、酷評というものは作者の心を折りかねないものです。
(その動画に登場した質問者さんは、自作品に敗北描写を1回入れただけで50件も酷評が来て書くのに疲れたのだそう。私は「分かり味が深い!」と思いつつ、メモしながら観ていました)
また、動画投稿者である有名書籍化作家さんは「読者に気に入ってもらえる作品を書くのも重要」としつつも、「作者が優先すべきことは『書き続けること』だ」とおっしゃっていました。
「駄作を書く勇気」を持って書き続ければ、いつかは傑作が生まれる可能性が出てくる。
しかしコメント欄に振り回されて断筆するようでは、成功する可能性はゼロとなる……ということです。
まったくそのとおりだと思いました。
以上を踏まえ、「酷評を見るとメンタルを病んで小説を書く気がなくなる」という作者さんは、メンタルを一定に保って書き続けるために、次の方法を取ることができる。
……と、動画では言われていました。
1. コメント欄は読者のために一応開けておくけど、作者は一切見ない
2. コメント欄を閉じて、コメントを全部シャットアウトする
3. コメント欄は開けておくけど、嫌なコメントがあったらバンバン削除・ブロックする
私は現在、3番……削除ブロックを採用しています。
──といきなり言われても、読者さんからすると「動機」や「理由」がよくわからないと思うので、時系列順に説明すると……
3年前……底辺作家だった私は、コメントやレビューが付かない日々を送っていました。
しかしとある作品が大当たりし、コメントが大量に来るようになりました。
(3年前は☆3000以上なんて珍しくて、月間総合2位だったんです……)
寄せられたコメントは、好意的な感想が大半だったと思うのです。
しかし、やはり不満・酷評・誹謗中傷もそれなりにありました。
WEB小説初心者の私はアンチコメをさばききれず、とても嫌な思いをして身体症状まで現れました。
具体的には不眠が続いたり、「新しい応援コメントが1件あります」という通知「だけ」で動悸がしたり……
結局、1年か2年ぐらいのあいだ小説投稿サイトから離れました。
で、断筆状態から復活した後は、2番……コメント欄を閉じる方向で、新作をいくつか書きました。
けれどコメントが一切来ないというのはとても寂しいし、読者さんが楽しんでくれているのかどうかも「数字」だけで判断しなければなりませんでした。
なので、現在は3番……コメント欄は開けておくけど削除ブロックも駆使する、という方針を取っています。
この方法のメリットはいくつかあります。
1. 読者さんからの反響を得られること
2. コメント欄を「快適な空間」に保つことができること
今から詳しくご説明します。
【読者さんからの反響を得られること】
「反響」というは好意的なコメントだけに限った話ではなく、酷評・誹謗中傷も含まれます。
コメントを削除するためには、一度コメントに目を通す必要がありますよね。
そこで作者たる私は「ここが批判されているんだな。次からは気をつけよう」と反省することができます(筋の通った酷評であれば)
その「コメント確認作業」でメンタルが壊れるかどうかは作者さん次第、というところもありますが。
私は現在進行系で、なんとかやってます。
もちろん好意的な感想・応援があれば、執筆モチベが上がる……
これは言うまでもありません!
(しかし『私は』指摘・アドバイスは特に求めていないので、『どうしても指摘したい』というのでなければ送らないでくださいっ……特に、「作品を楽しんでいる上での指摘」ということが伝わってこなければ、削除される可能性はゼロではありません)
【コメント欄を「快適な空間」に保つことができること】
アンチコメが1件でも書き込まれていると、それがどんどん増えていきます。
「みんなもやってるから俺もやっていい」「こいつには何をやっても許される」っていう理論で、どんどん荒れていくのですね。
(詳しくは「割れ窓理論」で調べてくださいっ……)
で、コメント欄が荒れていると、どうなるか。
作者本人もそうですが、その作品を本当に楽しんでくださっている読者さんも傷つきます。
私だって、好きなコンテンツのコメント欄が荒れているのは見たくありません。
そのコンテンツを好きな自分までもが、バカにされたように感じるから。
話は少し変わりますが……
私は好きなVTuberさんのチャット欄に、ここでは言えないような差別発言・誹謗中傷が書き込まれているのを見て、すごく嫌な思いをしたことがあります。
(もちろんそんな差別的コメントはごく一部ですが、1個あるだけでも全然違います)
なので私は、「自分のメンタル」と「読者さんが楽しめる空間」を守るため、責任を持って「コメント欄を管理する」という方針を取りました。
(これからコメントがたくさん来るかも……ということで、アーマーナイトのように城門前で槍と盾を構えているような心境です。すでにコメントを下さった方は、本当に応援ありがとうございますっ)
……ということで、有名書籍化作家さんが出した動画に対する感想は以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!