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ギフトのお礼と、『小説家を目指すのなら小説以外に触れるべし』という話

 いつも応援ありがとうございます!
 真弓直矢です!

 先日「ギフトをいただいた」という近況ノートを上げましたが!
 今朝もありがたいことに、ギフトをいただきました!

 @ARkn3Jnnb1TVm9さん、ありがとうございます!
 早速コーヒーで一服しました。ブラックで!



 さて、本題に移ります!

 作家志望界隈では、有名なノウハウがあります。
 それは……

「小説を書くのなら、小説以外のメディアに触れたり、実体験を大切にしたりすること」

 です!

 この考えに基づき、実際に新しく挑戦したこと。
 それは裁判傍聴です!



 前々から傍聴には興味があったので、平日休みを取った際、本来の用事のついでに初めて地方裁判所に行きました。

 手荷物検査をパスしたあと。
 覚醒剤密輸事件をやっている法廷の扉を開け、流れるように傍聴席に座ります。

 すると異様な光景が広がっていました。



 何物にも染まらぬ「黒の法衣」をまとった裁判官が3人と、裁判所書記官が1人。
 検察官・弁護人・通訳が1人ずつ。

 そして外国人の被告人と、被告人を挟むようにしてベンチに腰掛ける2人の刑務官……



 被告人は、有罪が確定するまでは「罪人」ではありませんので、変な先入観は持たないようにするとします。

 しかし「被告人の付き添い」である刑務官のうち一人が、なかなかに大柄。
 背中から威圧感が伝わってきました。
 まさしく〈アーマーナイト〉や、その上級職たる〈将軍〉といった重装歩兵のようです。

 もう一人の刑務官は細身でしたが、油断大敵。
 なぜなら警察官と同じく、厳しい訓練を受けてきたはずだから。
〈剣士〉か〈ソードマスター〉といったところでしょう。

 多少弓が使える程度の〈平民〉である私はただ、ビクビクしながら裁判を傍聴することに……

 ……という風に、失礼ながらRPG風に解釈してしまいました。
 そして家に帰った後「もし『裁判から始まる婚約破棄ざまぁ』を書くなら」という前提で、こう妄想していました。



 ──手枷・腰縄を打たれた、〈シスター〉のクラスを持つ女主人公。
 善良な彼女は〈将軍〉や〈パラディン〉といった屈強な男の獄吏の手で、衆人環視のもと無理やり法廷に引っ張り出される。
 晒し者になり、傍聴人(特に男の冒険者や悪徳貴族)にジロジロと身体を見られ、欲情のはけ口となる。

 官吏が朗読した起訴状と、元婚約者である王太子側の証言(プラス裁判長への賄賂)で、有罪判決が出る。
 女主人公は控訴する間もなく、ゴミのように荷馬車に押し込まれ、国外追放される──



 ……我ながら酷い妄想です。
 しかしながら「傍聴」という経験をしたことによって、多少なりとも作家として成長したはず。

 裁判の傍聴は一市民としても、そして小説家志望としても印象に残るものでした。
(ちなみにその場では判決が下されず、次回に持ち越しになりました)


 ……ということで!
 今回は「小説家を目指すのなら小説以外に触れるべし」という考えで新しいことをしました……というお話でした!

 これからも応援、よろしくお願いしますっ!

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